● 制作秘話

 4月某日。神保町の飲み屋にて。
 第一回「9S・顔合わせをかねた打ち上げ会」が行われました。
 本当は一巻終わった昨年中に行われるはずだったのですが、のびのびになって今年の4月になりました。
 忘年会ですでに山本さんとはお会いしていたので、フツーの飲み会のように和やかに行われました。
 その冒頭で、担当氏が「せっかく揃っていることですし、ちょっと電撃hpのポスターの打ち合わせを(酔っ払いになるまえに)したいのですが」と切り出されました。

(いろんな前置きがあったのですが割愛。そして本題に切り込む担当氏)
担当氏「絵柄なんですが……水着……とかどうでしょう?」(ビクビク)
葉山「いいんじゃないですか?」
山本さん「わー、水着ですか」(ニコニコ)
葉山「エッチなのじゃなくて、健康的でかわいい水着姿なら、OKでーす」
担当氏「え? ほんとに? いいんですか?」(まだビクビク)
 あっさり二人からOKが出たことに、いぶかしみ、まだビクビクしながら、念を押してくる担当氏。
担当氏「葉山さんも山本さんも水着でいいんですね?」
葉山「いいでーす」
山本さん「水着は描くの初めてかも」(ニコニコ)
 そしてノリノリで企画は進む。
「今年の水着の流行はホルターネックですよ」
「やっぱビキニかなあ」
「せっかくだから、本編では絶対できないような絵柄にしましょうよ」
「ビーチバレー? それだと後向きになっちゃう人がいるし」
「スイカ割り? だと、目隠ししちゃうしなあ」
「怜はどうするんですか? 水着着せられないですよね」
「いつも通り黒尽くめで……」
「男の水着は」
「野郎はどうでもいいでしょう、ビキニはイヤーンだけど」
やいのやいのやいの・・・・・・
葉山「むずかしいですねえ。おまかせしますよー」

 そして後日、送られてきたラフは。

 殺人予告の由宇。
 殺人幇助の闘真。
 そんな状況にもかかわらず「兄さん……」な麻耶。
 上司の危機などそしらぬ顔でバッチリカメラ目線をキメる八代。
 クレールと怜はいつもどおりの我かんせず。

 岸田はきっと、手前(画面外)で必死にスイカを指差し「由宇君こっちだ、そこじゃない!」といいながら、かくなるうえは! とかいって、スイカを伊達の頭の上にのせる…。
「慰安旅行中のリクリエーションであったスイカ割りの最中に、不幸な事故があり云々」と報告書に書くために。
 っていうか伊達が、かわいそすぎますね。薬物で眠らされ(たぶん)、砂に埋められ、最後はこれか……。

 ちなみに私の脳内では、遠くに見えるヨット(ディンギー)に、勝司と才火が乗ってます。
 勝司ってヨットとか、よく似合いそうです。クルーにやらせて自分はデッキチェアな豪華クルーザーよりむしろ、自分でバシバシ操船する体育会系のほうが勝司のイメージだったりします。

 この砂の白さはさんご礁ですね。沖縄の離島とか。セイシェルとか。モルディブとか。そんな感じです。きっと真目家が島ごと持ってる別荘でしょう。



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