● ルクレリフラッシュ製作秘話
 

 宣伝フラッシュを作ろう! ずっとそう心に決めていました。
 映画館でも一番のお目当ては予告編だったり。音楽のプロモーションビデオも好きです。短い時間で音楽や映像と一緒に何かを表現したもの、耳や目から同時に刺激がくるものが大好きです。とくにリズムと記号のような言語と映像のシンクロが。(そうか、だからシンクロナイズドスイミングやフィギュア・スケートも好きなのか)
 自分の作品が映画化されて、劇場で予告編が流れたら100000回くらい観るのではないかと思いますが、そんな妄想が実現されるのはいったいいつか、ということで、いっそ自分で作ってしまえー! となりました。
 簡単なものは今までも予告編で作ってはいたのですが、念願かなって音楽入りの長いものが出来たのでとても嬉しいです。
 さて、前置きはこのくらいにして、いくつか見所ポイントを。


★みどころポイント


その1.ルクレリキャラオールスター、初公開ラフ画満載!

 なんと! 最後と背景に使用された表紙画像以外は、文庫本やドラマガからの転載が一枚もありません。
 睦月さんには本当にたくさん、キャララフを描いていただきました。いつかちゃんとした形で公開したいと思っていたので、フラッシュを作ることで少しはご恩返しできたかなと思います。
 それ以外にも、睦月さんがキャラをつかむために習作で描いたラフスケッチをいただいたものも多数。
 キャララフだけで、これだけの長くてゴージャスなフラッシュを作れたのは、すべて睦月さんのおかげです。さらに、どのキャラも何種類かの表情を描いてくださるため、各キャラ一枚だけに絞るのがとても難しかったという贅沢な悩みまで。
 ここに使用させていただいたラフ以外にも、まだまだまだお見せしたいものがたくさんあります。泣く泣くカットされたキャラも・・・エリオットとかナッシュのパパママとか。 
 なんたって、本編には出てこないあの人も、描いていただいていたのですよ、実はこっそりと。気づきましたか?


その2.謎の「あの人」が2秒間だけ現れる!

 のです。既読の方は「ひゃっほう」、未読の方は「誰?」かもしれません。
 挿絵にされることはないと解っていたのに、睦月さんが描いてくださいました。一枚だけしか見せられないのが本当に残念! オヤジギャグといわれて落ち込む後姿とか、真面目な顔とか……。
 私はとても気に入って、FAXの感熱紙の線が日焼けで消えるまで、机の前に貼っていました。


その3.睦月れいさん書下ろしイラスト!

 さしずめ、ルーク&レイリア2004、といったところでしょうか?
 TOP絵の望遠鏡を持ったレイリアと前かがみルーク以外にも、「フラッシュ用に目線を合わせる二人が欲しいのですが。ラフっぽい塗りのカラーで」という注文の多いリクエストに快く応じてくださりました。さらに、送られてきたイラストを見て、
「なんでトンボが?」
 とアホなことを問う葉山に、
「重ね合わせて使うなら、トンボがあったほうがいいかと……。身長差も考えてあるので」
 ……なんという心遣い! 本当にありがとうございます。
 ちなみにトンボというのは、「ここが絵の端です」というのを表す、四隅に書いてある十字の線のことです。
 オリジナルの原画でご確認ください。
 それにしてもこんな絵を、数時間でササっと描けてしまうなんて、ほんとにすごいですね。絵心のない私はひたすら羨ましいです。


 さて、葉山透は何をしたのか?
 ついゴマンエンもするソフトを購入してしまったこと……でしょうか(笑)。しかし、高価なソフトは複雑な表現方法を与えてくれるぶん、操作が複雑になってさらに大変という試練も与えてくれました。よって、一週間ほど格闘するはめになりました。


その4.キャラ紹介時の奥から手前にくるキャラの動き

 少し専門的な話ですが。
 ……ええと、調子にのって高価なソフトを購入してしまったので、それを使いこなすために多少勉強してですね、空間表現のスクリプトを作ってみました。他にもスクリプトで色々管理しています。
 スクリプトと言ってもオブジェクト指向が組み込まれたもの。れっきとしたプログラム言語です。
 四苦八苦の果てにできあがったものは、まだまだ習作色の強いものですが、満足しています。
 思ったとおりの効果が出ているかは。。。皆様の判断におまかせします。


 大変でしたが、作っていてとても楽しかったです。
 自分は本当に、この作品が好きなんだなと思いました。
 これで一人でも多くの方に、ルクレリを読んでいただけたら嬉しいです。

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